こんにちは、Muです。
先日、イギリスのブロンドヘアー事情でお伝えしたとおり、セルフカラー剤を購入しました。
イギリスの街には日本と同じく美容院がたくさんありますから、美容院でやってもらうことも当初考えました。。
しかし当たり前ですがイギリスの美容院はイギリス人向けです。イギリス人とアジア人では髪質も全然違うし、それを理解してカットやカラーをしてくれる人がいるのか、ちょっと心配でした。
さらに、イギリスでは美容師免許は必要ないらしいのです。そのため、どんな人に当たるかもわからないし、日頃のイギリスのサービス業全般のレベル感から考えても、不安要素しかありません…!
ロンドンなどの大都市なら日系のヘアサロンもいっぱいあるようですが、私の住む街には日系の美容室はないみたいですし、ロンドンまで結構距離もあります。。。
ネットで海外でのカラー事情を調べてみると、近くに美容室ないから自分でカラーしたよ!という方もそこそこいらっしゃるみたいで、しかもうまくいったという報告がたくさん見つかりました。
これは私も自分でやったほうがいいんじゃないかな?節約にもなるし…!ということで、今回自分でカラーに挑戦してみることにしました!
まずカラー剤を入手しよう
スーパーやドラッグストアに行くと、この画像の2〜3倍くらいの面積に、セルフカラー剤がたくさん売ってあります!!
紅茶売り場と同じくらい?というほど、広い面積に売ってありますよ!
泡タイプのほうが馴染ませやすいし欲しいという方もいるかと思います。JOHN FRIEDA(ジョンフリーダ)というメーカーからは、泡タイプのカラー剤もありました。
私が今回選んだセルフカラー剤
私が選んだカラー剤と色はこれ!
GARNIER(ガルニエ)というメーカーの「NUTRISSE creme」というシリーズ。
イギリス在住の方のブログを色々と拝見していると、このメーカーのものが評判が良かったのでこちらにしました!
ガルニエは、以前紹介したクレンジングと同じメーカーです。どうやらイギリスではポピュラーなメーカーみたいです。
私の髪の長さは胸上くらい。一箱では足りないと思い、二箱購入しました。
結果、ちょうど少し余る程度で使い切りました。
ミディアムヘア〜ロングヘアの方は、一箱では足りないと思いますので、複数購入するのをお勧めします。
私が選んだ色は、7.3という色番です。
さて、どんな色になるのか見てみると…ふむふむ、暗い色に使用するとこんな色になるのね〜
いや、絶対そこまで明るくはならないだろうな〜と思い、自分の思い描いている色より明るめのカラーを選びました。
日本人の髪質はイギリス人の髪質とは違うので、イギリスのカラー剤では染まりにくい傾向があるようです。
そのため、実際にしたい色よりも更に明るめの色を選んだ方がいいみたいです。
中に入っているものと、自分で用意した方がいいもの
中に入っているものはこちら。
右から、
・説明書
・薬剤A
・薬剤B
・カラー後のトリートメント
・(下)手袋
※手袋は少し大きめ。(私の手が小さいからかも)私は、キッチン用の使い捨て手袋を別で購入して使用しました。
それに加えて、私が用意した方がいいと思うものはこちらです。
・ラップ
・クシかブラシ(コームは付属ではないので、薬剤をなじませるため)
・使い捨て用ケープ
使い捨てケープは、私のブログで度々登場するHome Bargainsで購入しました。たしか70ペンスくらいだったと思います。
いらないタオルを使ってもいいのですが、万が一服が汚れたら嫌…
そんなとき!こちらのケープ、マントのように後ろが長くなっているので、私のような髪の長い人にはピッタリです!
カラー剤の使い方
それでは早速、セルフカラーをやってみましょう!セルフカラーなんて学生ぶりです…うまく行くといいのですが。。ドキドキ
私が購入したカラー剤の使い方は、日本のものとまったく同じでした。(私の昔の記憶では…。日本のセルフカラーが進化してたらわかりません…。)どの薬剤でも大体同じだと思いますが、自分が買った商品の説明書をよく読みましょう。
今回購入したカラー剤の説明書に沿って、使用していきます。
髪全体を染める場合
- B剤をA剤に混ぜ、しっかり振って液剤を作ります。コームを使うと簡単になじませることが出来るので、お勧めです。
- 根元から順番に塗っていき、25分間置きます。もし白髪や染まりにくい髪の人は、35分間置きます。
- その後シャワーで液剤を綺麗に落としたら、シャンプーはせずに付属のトリートメントを塗り、シャワーで洗い流したら終了です。
根元のリタッチをする場合
- B剤をA剤に混ぜ、しっかり振って液剤を作ります。コームを使うと簡単になじませることが出来るので、お勧めです。
- 根元を塗り、15分間置きます。もし白髪や染まりにくい髪の人は、25分間置きます。
- その後髪全体を塗り、10分間置きます。
- シャワーで液剤を綺麗に落としたら、シャンプーはせずに付属のトリートメントを塗り、シャワーで洗い流したら終了です。
説明書通りではうまく染まらない可能性も
先にお伝えしたように、標準的な日本人の髪は、イギリスのカラー剤では染まりにくい傾向があります。(もちろん全ての人に該当する訳ではありません)
そのため、標準的な髪の太さの人は、説明書より少し時間を長く置いた方が良いかもしれません。
参考までに私の髪質は、標準的な日本人の髪の太さで、しっかりしている頑固系、肌もどちらかというと強いです。日本の方でも、毛が細くて染まりやすい方もいると思うので、その辺りはご自身の判断でよろしくお願いします。
結果
塗り始めて1時間後、薬剤を洗い流し、付属のトリートメントを塗ってシャワーをし、ドライヤーで乾かした結果こんな色になりました。
どうでしょうか?根元は地毛の黒色だったのですが、綺麗に染まっています!
大体予想していたような色になり、嬉しい!
もう少し明るめにしたい!という場合は、思い切ってブロンド用の色番を選んだ方がいいかと思います!本当に金髪になったらどうしよう…と躊躇してしまうと思うのですが、ご安心ください、きっとブロンドにはならないと思うので。。笑
まとめ
以上、イギリスでセルフヘアカラーした体験記でした。
私の今回の体験をまとめておくと、
・イギリスではヘアカラー剤はスーパーで簡単に入手できる。セミロングの女性は2箱でちょうどいい(2箱で12ポンドくらい)
・アジア人の一般的な髪質だと、パッケージの色のようにはならない!対処法は時間を長めにおく、強めの薬剤を買ったこと
・意外とうまくいった
ということです。
当たり前のことですが、カラー剤は化学製品なので、間違った使い方をすると大変危険です。
カラー剤が体質的に合わない人もいるみたいですし、日本で一回もカラー剤を使ったことがない方がいきなりセルフでやるのはお勧めしません。
今回の記事は、あくまで私が試したらこうなったよという、1つの参考例として読んでもらえたら嬉しいです。
Sponsored Link